屋根材の種類と特徴、メンテナンスの必要ない屋根材とは!?
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愛媛県西条市・新居浜市・四国中央市地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店マスターペイントです。
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実物を“見て・触って・体感”できるようなショールームを築き上げております😌
皆様に心から納得していただける塗装工事のご提供をお約束します。
前回のブログでは屋根工事を行うタイミングについてお話させて頂きましたが、今回は屋根材の種類とその特徴、
塗装工事を必要としない屋根材についてお話していきたいと思います😌
目次
1.屋根材の種類とその特徴
屋根材には多くの種類があり、それぞれ異なる特徴を有しています。
1-1.日本瓦
塗装を行う目安年数:塗り替え必要なし
耐用年数:50~100年
・メリット
耐久性に優れており、塗装工事を行う必要が無い。
・デメリット
瓦自体の重量が重いため建物にかかる負荷が多く、地震に弱い。修理費用が高価である。
日本瓦には、大きく二つに分類することができ、「無釉瓦」「釉薬瓦」に分類されます。
無釉瓦
無釉瓦にはいぶし瓦・素焼き瓦・練込瓦・窯変瓦などの多くの種類があります。
その中でも、使用されることが多いいぶし瓦と素焼き瓦についてご紹介いたします。
いぶし瓦
・メリット
断熱性、通気性に優れており、素材をリサイクルすることが出来るため環境に良い。
・デメリット
塩分を含んだ水や、寒さに弱い
渋い銀色をしており、高級感漂う色艶を有しているのが特徴で、和風住宅の屋根などに使用されています。
素焼き瓦
釉薬を用いず、陶器の独自の風合いを生かした見た目の瓦です。瓦の色が赤色をしているため、赤瓦と呼ばれることもあります。
釉薬瓦
・メリット
防水性、耐久性に優れている
・デメリット
瓦自体の重量が重いため建物にかかる負荷が多く、地震に弱い。衝撃に弱く割れやすい。
釉薬瓦は耐久性に非常優れており、メンテナンスが不要な屋根材です。表面を釉薬でコーティングするため色も豊富であり、瓦の形状は粘土を成型して作成するため、好みにあったデザインを選択できます😌
日本瓦は、瓦の劣化は起こらないので50~100年ほど持ちますが、漆喰部分は劣化します。漆喰部分の劣化により雨漏りが起こる場合もありますので、漆喰部分の点検は定期的に行いましょう。
1-2.セメント瓦
塗装を行う目安年数:5~10年
耐用年数:30~40年
・メリット
色や形状が豊富であり、耐火性に優れている。
・デメリット
塗膜が剥がれてしまうと一気に劣化が進行する。
セメント瓦はセメントとモルタルから作成された瓦で、以前は一番多く使用されていた屋根材です。セメント瓦は防水性能がありませんので、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
モニエル瓦
・メリット
防水性や断熱性、耐震性に優れており、デザインも豊富です。
・デメリット
瓦が割れやすいです。
セメント瓦の中の一つに、モニエル瓦があります。
モニエル瓦は一般的な瓦と異なり、表面が「スラリー層」と呼ばれる層で覆われています。このスラリー層の上からそのまま塗装を行うと、
塗膜が剥がれてしまう原因となりますので、塗装工事を行う前に劣化したスラリー層を撤去してから施工をする必要があります。
1-3.スレート屋根
塗装を行う目安年数:5~10年
耐用年数:20~25年
・メリット
色や形状が多種多様であり、現在最も多く使用されている人気のある屋根材。
・デメリット
寒さに弱いという特徴があるため寒冷地で使用することができない。
スレート屋根は大きく二つに分類することができ、天然スレートと化粧石綿スレートに分類されます。
天然スレートとは玄昌石を使用し、スレート屋根にしているもので、化粧石綿スレートとはセメントと石綿を使用して板状の石綿スレートにし、着色したものです。
石綿スレートの特徴は、色の種類が多く、日本瓦と比較して軽量かつ安価なため、最も使用されている屋根材です。
カラーベストやコロニアルと呼ばれる株式会社クボタが販売しているものが、多く使用されている石綿スレートです。
石綿スレートはセメントが主成分であるため防水性はありません。そのため工場から出荷する際に塗装をおこない、防水性能を持たせています。
しかし、この防水性能の寿命は5~7年程度ですので、防水性能が切れる前に屋根塗装をおこないましょう。
2004年以前に建てられている住宅の場合は、 アスベスト含有の石綿スレートを使用しています。
屋根の葺き替え工事をご希望の際は、周囲へのアスベストの飛散を防ぐために、施工業者と打ち合わせをする必要があります。
またスレート屋根の耐用年数は20~25年です。塗装では解決できない場合とスレート屋根の劣化が激しい場合は、葺き替え工事を行う必要がありますので、不安な方は専門業者に屋根の劣化診断をお叶ってもらいましょう😌
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1-4.金属屋根(トタン)
塗装を行う目安年数:5~10年
耐用年数:30~60年
・メリット
屋根材の中で最も軽量であるため、耐震性に優れており、耐熱性・耐水性も有している。
・デメリット
断熱性・遮音性が低く、経年劣化により錆が発生する場合がある。
素材によりガルバリウム鋼板・銅板・カラー鉄板などの種類があります。
このように屋根材の種類によってさまざまなメリット・デメリットがあり、耐用年数も異なります。
お家に使用されている屋根材を確認し、メンテナンスを行う時期を確認してみましょう。
2.屋根塗装を行う必要がない屋根材とは?
屋根塗装を行う必要がない屋根材とは、ズバリ日本瓦です!
日本瓦は上記のように耐久性に優れているという特徴があり、耐用年数が50~100年と非常に長いため、メンテナンスの必要性が無い屋根材となります。
しかし、メンテナンスの必要が無いと言われている日本瓦でも、漆喰部分の劣化や災害などによる瓦のひび割れ・滑落により、補修工事や瓦の交換が必要となる場合があります。
そのため、どのような屋根材を使用されている場合でも、外壁塗装などの際にに、専門業者にに屋根の状態を診断してもらいましょう😌
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3.まとめ
屋根塗装を行うタイミングは、屋根材により変化しますが、基本的には築10年程度が塗装を行うタイミングと言われております。
劣化による雨漏りなどの被害が起こる前に、少しでも気になると感じた方は、専門業者に屋根の劣化診断をしてもらうとよいでしょう😌
本日も最後までご覧頂き、誠にありがとうございました🦄
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